Amazonが販売するFireタブレットには、子供向けタブレット端末として『Fireタブレットキッズモデル』があります。
現在Amazonから販売されているのは『Fire7キッズモデル』、『FireHD8キッズモデル』、『FireHD10キッズモデル』、『FireHD10キッズプロ』の4つのモデル。
それぞれ画面の大きさ、スペック、値段など違いはありますが、どれもAmazonが提供する子供向けサブスクリプションサービス『AmazoKids+』を利用するのに適した端末として作られています。
今回はこの『Fireタブレットキッズモデル』について、その特徴や機種比較についてわかりやすく解説していきますので、ぜひご購入の参考にしてください。
Fireタブレットキッズモデルとは?
Fireタブレットキッズモデルとは、Amazonが販売する子供向けタブレット端末で、同じくAmazonが提供している定額サブスクリプションサービス『AmazonKids+』の利用に適したタブレットとして販売されています。
『AmazonKids+』の利用に最適な端末
『AmazonKids+』は、3~12歳の子供向けのコンテンツで、本、学習アプリ、ビデオ、ゲームなど、様々な内容のものを収録しています。
通常であればAmazonKids+は月額980円(プライム会員は月額480円)での利用となりますが、Fireタブレットキッズモデルを購入すればこれを1年間無料で利用できる特典が付いてきます。
本体そのものは通常のFireタブレット
実のところFireタブレットキッズモデルの本体自体は各モデルと同様の通常のFireタブレットとまったく同じものです。
それゆえ、AmazonKids+の1年間の無料期間が終了し契約を更新しなかったとしても、通常のFireタブレットとして利用することも可能です。
AmazonKids+を解約するとタブレット自体使用できなくなるというわけではないので安心してください。
Fireタブレットキッズモデルの特徴
通常のFireタブレットと比べて価格が割高なキッズモデルですが、以下の特典があります。
AmazonKids+が1年間無料で利用できる
一番大きな特徴として『AmazonKids+』が1年間無料で利用できる特典が付いてきます。『AmazonKids+』の1年間の利用料金は、月額980円(プライム会員は480円)、年額11,760円(プライム会員は5,760円)です。
本体価格が通常モデルより割高なキッズモデルですが、この特典だけで十分に元が取れてしまうような内容となっています。
なお、1年間の無料期間終了後は自動的に定額サービスへ移行し有料となってしまうため、無料期間終了後の利用を考えていない方は忘れずにサービスを解約しておきましょう。
専用キッズカバーが付いてくる
子供が少々雑に扱っても壊れにくいシリコン素材の丈夫な専用キッズカバーが付いてきます。タブレットカバーとしては厚みもありかなり丈夫な部類に入るので、高所から落としてしまったりなどしても本体をしっかり守ってくれます。
専用キッズカバーは各モデルによって「ブルー」、「バープル」、「レッド」、「ピンク」、「グリーン」などのカラーが用意されているのでお好みの色を選べます。
ただし、画面保護フィルムはついていないためディスプレイ割れなどを防ぐ場合は別途保護フィルムを購入する必要があります。
また、Fireタブレット本体に防水機能はついていないため水没には注意が必要です。
壊れても安心な2年間の本体保障付き
Fireタブレットキッズモデルは、なんらかのアクシデントが原因でタブレットが水濡れ破損・画面故障などした場合であっても、2年間の限定保証期間内であれば無償で修理・交換が可能となっています。
万が一お子様の不注意が原因で画面が割れてしまったり、飲み物などをこぼし故障させてしまった場合でも対応可能なので子供に安心してタブレットを持たせることができます。
ただし「2年間限定保証」には一定の条件もあるので、詳しくはこちらをご確認してください。
Fireタブレットキッズモデルの種類は4つ
現在Amazonから販売されているのは『Fire7キッズモデル』、『FireHD8キッズモデル』、『FireHD10キッズモデル』、『FireHD10キッズプロ』の4つのモデル。
それぞれ画面の大きさ、スペック、値段など違いはありますが、どれもAmazonが提供する子供向けサブスクリプションサービス『AmazoKids+』を利用するのに適した端末として作られています。
ここではそれぞれのモデルについてメリット・デメリットを交えて比較していきます。
Fire7キッズモデル
Fire7キッズモデルは最も軽量で最も安価なモデルで、価格が13,980円と各モデルの中では最安値です。
画面も小さくコンパクトなので就学前のお子様でも持ちやすい大きさです。
ただし、デメリットとして画面がHDでなく、スピーカーがモノラルであるなど、他のモデルに比べてスペックも本体自体の品質もよくありません。
あくまで少しでも安いものをお望みならば購入もありですが、他のモデルに比べ物足りなさがあるのはいなめません。
FireHD8キッズモデル
価格、本体の大きさ、スペックなどバランスに優れたスタンダードモデルです。Fireタブレットを初めて購入する方や機種選びで迷っていて失敗したくないという方は、とりあえずFireHD8を選んでおけば間違いはありません。
これと言ったデメリットもなく、幼児が手に持つのにちょうど良い大きさで、持ち運んで外出先で使用するのにも便利です。
ただし、性能面では後述するFireHD10キッズモデルやFireHDキッズプロに劣る部分もあるので、性能にこだわる方は上位モデルがおすすめです。
FireHD10キッズモデル
FireHD10キッズモデルはFireタブレットの中でも最上位のスペックを誇り、10インチの迫力の大画面が特徴です。
その分価格がは23,980円とややお高めですが、画面が大きく高解像度で動画コンテンツ等を快適に楽しめるのでおすすめです。
最初の設定で「未就学児のお子様向けテーマ」を選択いただくと、コンテンツアイコンとひらがなで設計されたホームスクリーン、3-6歳のお子さま向けの絵本や知育アプリ、ビデオが自動表示されるので、年齢に合ったコンテンツが楽しむために設定しておきましょう。
FireHD10キッズプロ
2023年10月に発売された最新モデルで小学生以上のお子様を対象としています。
とはいえ、中身自体はFireHD10キッズモデルと変わらず、デザインやキッズカバーがスタイリッシュになったのみです。
購入後の設定時に、「小学生のお子様向けテーマ」を選択いただくと、7-12歳のお子さま向けの小学生新聞、プログラミングアプリ、学習まんがや図鑑などのコンテンツが自動表示されるので、忘れずに設定しておきましょう。
値段はFireHD10キッズモデルと変わらないので、どちらを購入するかはほぼ好みの問題です。
まとめ
初めて子供に持たせるタブレットとしてFireタブレットキッズモデルは本当におすすめです。
アプリやコンテンツ内容もAmazonが厳選した子供向けのものがほとんどで、一般のタブレットと違い教育上良くないコンテンツは除外されているので、安心して子供に手渡すことができます。
YouTubeやTikTokなどの動画アプリは観れないようになっているため(設定すればYouTubeは視聴可能)動画アプリの長時間利用に不安を感じている方も安心です。
私自身も2歳の子供にFireタブレットキッズモデルを1日の時間を設定して利用させていますが、以前はスマホでYouTubeが観たいと騒いでいた子が、このタブレットで満足してくれています。
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